タロットカードを学び使いこなせるために、効率的に学べると評判の資格講座と資格取得のメリットなどわかりやすく解説してきます。運勢も自分で占える!タロットカード占い資格をとるならこれ!
タロットカードはどこが発祥なのかは明確ではなく、古代エジプトやユダヤに似たような記録があるとされており、「シャルル6世のタロット」という1392年の記録が最古のものとされています。
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現在、最も多く採用されているタロットカードの図柄は、フランス最古の1650年頃に制作された「ジャン・ノブレ」というカードとされています。この図柄がマルセイユ版の起源とされているため、現代タロットカードの起源はフランスにあると考えて良いでしょう。
この当初のタロットカードはゲーム目的に使われていたようで、占い要素はあまりなく、カードに関連付けられた意味はあったものの、現代のような使い方はされていなかったようです。時代が進むに連れてカードにある意味を考えるようになり、正位置や逆位置という概念も1783年頃に生まれました。
タロットカードに神秘性をもたせたのも最近になってからなので、まだそこまでタロットカードには長い歴史はないといえます。
1972年に制作された「アルフレッド・ダグラス」のタロットが最もシンプルで色合いもよく、タロットカードファンを魅了したといわれています。タロットカードの神秘性を強めるために、カードのデザインがオリジナルにアレンジされるようになったのもこの頃からで、今では様々な絵柄のタロットカードが販売されています。
エッティラというフランスのタロットカードのようにオリジナルのカードを出版する例は多くありましたが、一気に世界中にタロットカードのオリジナリティが拡散したのはこの頃からでした。
タロットカードは元々はゲームとして、現代では趣味の延長と占い的側面をもたせた運要素の強いアドバイスに役立てられるものとして活用されています。
映画「007」をモチーフにしたカード、日本の浮世絵やユングの心理、ヒンズー教を元にしたデザインのタロットカードも出ているため、個人の趣味に近いデザインを選んで占いを楽しめるのも魅力です。
イラストレーターならば、自身でカードをデザインして作ることもできるため、タロットカードは占い以外にも趣味的要素の強いものとして楽しめます。
タロットカードは比較的新しい占いとして世間に認知されていますが、現代では遊びのカードではなく、神秘性があるカードとして親しまれている側面もあります。