タロットカードを学び使いこなせるために、効率的に学べると評判の資格講座と資格取得のメリットなどわかりやすく解説してきます。運勢も自分で占える!タロットカード占い資格をとるならこれ!
タロットカードで他人を占う時、単純にカードで意味を読み解いていけば良いことに変わりはないですが、相手に伝える際に使用する言葉やニュアンス、伝え方については自分を占うときよりも深刻に気をつけなければいけません。
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タロットカードで死神や吊るされた男、悪魔の正位置や正義の逆位置など、相手に伝える時に少し伝えにくい内容のカードが出てしまう時もあります。8番目の力というカードは、意味が正位置は「力・勇気」、逆位置は「本性・自惚れ」となっていて、どんな力なのか、何をする勇気なのかがいまいち伝えにくいこともあります。
死神などのカードは引いた本人にとって記憶が強く「死」を意味することもあるため、他人を占う時には「死」や「苦しみ」を連想させるようなカードは入れないという気遣いも大切です。悪い出来事が起きそうな時や、占い師としての経験上、伝えないほうが良いと判断したことは伝えないのも重要です。
悪いことを伝えると、それに対する対策が立てられるとしてプラスに働いたり、最悪の事態を防いだりできるかもしれませんが、「死」を防ぐことはできません。
健康運を占う時に死神を正位置でひいてしまえば、下手をすると死を意味するか、健康な状態を失うことを意味するため、対策したところで助からないという印象が強くなってしまうこともあります。
相談者にとって、占い師の言葉は大きく、言霊として悪いことが起きると思い込んでしまうと、その気持ちの引き寄せの法則に従って、悪い結果を引き寄せてしまうこともあります。伝え方と言い方は重要で、どんなことでもいってしまってよいわけではないと覚えておいてください。
タロットカードで良い占い結果が出たとしても、相談者が調子に乗ってしまうような言い方をするのはあまり良くありません。
占いは良い所は過剰に信じて、良くない場合や外れてほしいことはあまり信じないという扱いをされることがあるため、良いことを言い過ぎると相談者のその時の気持ちは良くなるかもしれませんが、結果的に過剰に期待しすぎて思っていたよりもうまくいかなくなるような事態も起こりえます。
占い師として他人を占う場合は、安易に物事や事象を伝えずに相手との距離感を保ちながら言葉を選ぶようにしましょう。もちろん、相手に自信がなさすぎる場合は、最低限人として持っておくべき自信を持たせてあげられるようにアドバイスするのも大切です。